20代後半を有意義に過ごすために頑張る日記

まだ若いから大丈夫❤︎ じゃ無くなって来てます!!!

心の傷口との向き合い方

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こんにちは

世間はクリスマス

私は毎年恒例で THE Holiday の映画を見ていました。

クリスマスシーズンになるとクリスマス関係の映画を見たり、音楽を聞いたり

自分に恋人がいるときもいない時もとてもこの季節が楽しいのです。

 

そんな私も26歳です。

新しい仕事では半年が経とうとしていますが

一人で新規立ち上げ部署を任され順調に前年比2倍の売り上げをあげることができました。

仕事が本当に順調です。

 

傷の深さと種類

いきなりですがまだ20代も後半とはいえ、生きていくことっていうのは本当に大変だとつくづく思うのです。

夏に父が亡くなったんです。

ウチは再婚のため彼は義父に当たるのですが、血のつながりなど関係なく私にとって本当に大切な父親でした。

誰にも癒せないと分かっているので誰かに話すこともありませんし分かってもらおうとも思いません。

この痛みそのものが彼への愛だと思えるくらいです。

 

問題はそうではない傷です。

誰かに分かってもらえるかも、癒してもらえるかもしれない痛みが厄介です。

 

例えば親や恋人

もっとこうして欲しかった、ああして欲しかった、もっと分かって欲しかった。痛かったんだよと。

それを相手が叶えられるのならば要求してもいいかもしれない。

けれどもそうでない痛みからくる要求はどう処理したらいいんでしょう?

 

傷を主張するメリットってなんだろう

 私は先でも言った通り両親が再婚です。

実の父親には22年間会っていません。顔も覚えていません。

加えて母親が海外生活が長かったために家族間での異文化摩擦が凄かったのです。

再婚とはいえど夫婦仲は悪く、さらに酷い事に家計も苦しく

私にはいつも自分はいらないものではないのかと常に病んでいました 笑

母親は気性が荒く極端で常に私を力で捩じ伏せようとしたのです。

さらに母がノイローゼ気味になり父に殺されると毎晩包丁を持ってね出して(ヤバイよね 笑)

中学生の時は暗黒ノートなどを書き「どうして私だけ」「どうしてどうなのか」と悲しみに明け暮れ、ロウソクを灯してクローゼットに閉じこもっていたりしました 笑

 

そんな日々がすぎそれは14歳の時です。

とはいえ、母親は愛情深く仲がいい時もあったのですが、一緒に犬の散歩をしていた田んぼ道で空を見上げ私はいつもの悲しみに明け暮れながら思ったのです。

「でもさ、こんなに泣いているのに全然誰も助けてくれなくね??」と 

 

気付いちゃったのです。毎日泣き尽くそうと、暗黒日記を書こうと、ロウソクの儀式をしようと

神様は別に全然助けてくれないって。

 

私は冷静になりました。

確かに両親は離婚再婚だし、実父は知らないしお母さんはヤバイけど

実父は本当に頭と顔が良くてその遺伝子をくれたし

母親は愛情深いし、義父は不器用だけど彼なりに大切にしてくれていると

そんな中私は何が欲しかったのでしょうか。

きっと子供として安心して甘えたかったのです。もっと親の余裕を見せて欲しかったのです。そしてできれば普通の暖かい家族と同じ暮らしがしたかったのです。

でも今ならわかります。母親は親戚とも離れ必死だったのです。 

そして一番はこの気持ちです

こんなに不幸なのだからもっと幸せになってもいいだろ

 

でも私は気付いたのです。望むものは手に入らないと。泣いても縋っても誰も助けてくれないと。今悲しんでいることも全部無駄なのだと。

神様は全然願いを叶えてはくれないのだからもう祈るのも泣くのも悲観するのもやめようと。

散々何年も泣き続けて妙に納得行ったんですよね。諦めがついたというか。

そこからです。私は得意だった絵画から賞状を総ナメにして

気がついたら国立大学に受かり、今の仕事にまでたどり着きました。

料理が下手な母に代わって私が毎晩ご飯を作ったりし

私が躍進した事に一番びっくりした両親は”喧嘩してる場合じゃねえ”、とどんどん仲良くなり家族が一丸となって幸せな日々が訪れたんです。

無駄なエネルギー浪費がなくなって自分本来の目標とか

誰も助けてくれないなら自分が自分を幸せにしようかなと思ったんですよね 笑

 

とはいえ難しいしまたぶち当たる

そんなもんだからうまく人生を切り抜けてきたものの

私もこう見えても女の子です 笑

たまには泣きたくなるし。甘えたくもなります。

上で私がスッと状況を受け入れられたのは実は条件付きでした。

それは、自分にもいつか守ってくれて安心させてくれる旦那様が現れて私はその人と幸せになるのだからそれまでの我慢だと。

随分メルヘンチックで可愛い〜♡

 

が、しかしやっぱりどんなに泣いても誰も助けてくれない。

数名と付き合いました。

一人とは真剣に結婚も考えていました。が破局

そうこうしているウチにまたあの気持ちが湧き上がりました。

”こんなに頑張ってきたんだから幸せになってもいいはず”

”こんなに辛い思いをしているのになんで分かってくれないの”

”神様、どうしてまだなの?どうして愛してもらえないの?”

 

初めての彼氏から最後の破局までは謙虚な気持ちでした。

相手にも相手のペースがあると。だからうまく言っていましたし、別れも私が原因ではありません。

それが、最後の破局を迎えた後からいよいよ嫌になって

自分の傷口を見返しては”私悪くないよね?”って

ヤバくないですか??笑

 

最後の人、本当に引きすりました。

いや、引きづりたかったんです。

傷口を自ら大っきく大っきく広げたかったんですね。

あなたをまだ愛しているから帰ってきてって??

 

”ほら、こんなに傷ついたんだからそろそろ幸せになってもいいよね!”

って駄々を捏ねてたんでしょう。今ならわかります。

 

その傷口を誰かに見せびらかす行為

一体誰に見せてるの?

一体何を得るの?

 

 私は仕事や人間関係については他人に期待をしません。

だから恋愛になると急に幼稚になる事にみんなビックリします。

 

でも一度は別のことでできたことは恋愛ではどうにもうまくできなかったのです。

 

分かってほしい。甘やかしてほしい。大切にしてほしい。

 

この気持ちを諦められなかったのです。 

これ私に限らず女性の方は持ちやすいと思いませんか??

 

その傷を前提に求めることを続けるデメリット

自分の傷口を人に見せて生きていく、生き方はどうなるでしょうか?

一時的には優しくしてくれる人が現れます。でも疲れちゃうんですよ。

上で女性に多いと言いましたが、これは”女性は弱いと守られる”という前提があるからです。

辛いといえばチヤホヤしてくれる男子いっぱいますよね。

でも皆んな下心なんですよ。

その味に溺れちゃう女子多いんですよね。

 

でもハマっちゃった人は見せる傷口をずっと塞ぐことができないから常に自分を傷つけ続けるんです。

例えば失恋した女性が自暴自棄になると表面だけの悪い男にハマってしまい

それを繰り返して傷は深くなるばかりです。

悪いことをしている。よくないことをしている。

でも私はこんなに傷ついてるんだから許されるよね

他の人だとバットエンドが待っているけど悪いことが溜まったからこれはハッピーエンドになるよね。

と悪い男を信じてしまったりするし。

 

状況が悪くなったと感じれば過度に警戒して必要以上にヒステリックになって全てをぶっ壊したり

 

本当に自暴自棄になった人はこういう行動になるんです。

傷口を敢えて良しと捉えて残しておくことは恐らく自衛の一つです。

そこから貰える優しさに酔うことも楽しいです。

でも、長い目で見たときに傷口は自分の自然なペースでさっさと治すのが一番いいんです。

残していてもウジが沸くだけ

血の匂いを嗅ぎつけてきたハイエナに狙われてもっと深い傷を負うというリスクにもっと危機感を感じねばなりません。

ていうか、相手もいっぱいっぱいだからこっちの傷口まで手に負えないって 笑

 

沢山泣きました。でも泣き疲れて思ったんです。

あれ?こんなに泣いても誰も助けてくれなくね??」って

(今世で2回目 笑)

 

 傷は痛い。でも誰も分かってくれなくてもいい

 

インドの諺に「弟子の準備が整って、師現る」という言葉があります。

貴方にとって本当に意味のある人生の突破口を担う人は、貴方の準備が整わなければ気づけないのです。

 

誰かにどうにかしてほしいという甘えを断つ。

皆んながいう「自立」とはこういう事なのではないか。

私の父の死は嘆いても仕方ないことだった。

その他の傷も同じじゃないのか?

 

私は血の繋がりがある家族を求めることを諦めました

そしたら本当の家族になったんです。

皮肉ですよね 笑

 

でも恋愛では本当はいつまでも幼稚な甘えを手放せていなかった。

 

いつか私の傷を癒してくれる人は現れるはずだけど。

その人は私が癒してと言って癒すわけではなくて、私が忘れた頃に本人も意図せずして癒してくれるのだと思う。

 

 今辛いこと、苦しいこと、傷ついたことがある人

その傷を抱えたままでもいいのだけれども

でも多分誰も貴方の願った方いでそれは癒せない。自分以外は誰も癒せないの。

傷を持っていることがいかにリスクが高いか

ならばもういっそなかった事にすればいい

 

 仕事も人間関係も同じです。

それが分かっている私は仕事と人間関係は完璧です。

(恋愛は私もこれから頑張ります 笑)

相手に期待をしないというのは本当にこの通り。

 傷口を持たずに健全に接することができれば

その関係はきっと立派で太くてしっかりしたものになるのではないでしょうか

一理ありませんか?